相手を選ぶということ

恋人が出来ないのは純粋に出会いがないと言うパターンが大半かと思うけれど、

積極的に出会いを求めているにも関わらず、友達以上に進展しない。というパターンもある。

 

私の知人は後者に当てはまるのだけれど、彼の外見はさわやかイケメンで性格だって悪くない。

本人は「もうすぐ魔法使いになってしまう」と真剣に悩んでいるが、

いわゆるプロのお姉さんに相手して貰うのは抵抗があるらしい。

 

モテない彼の話を聞いていくうちに、なんとなくモテない理由はわかってきた。

まず女の子を紹介して貰うときに「可愛い子」とオーダーするのだ。

はっきり言って可愛い子は自分が可愛いとわかっているので大体小悪魔である。

ビギナーにはレベルが高いのだ。

 

それから何度か食事に行って奢ったり送り迎えをしたりと言う展開に「それ完全にカモにされてるよ」と思わず助言したくなる。

しかし彼は一途でピュアなのだ。

それは素晴らしいことであるけれど、大抵「可愛い子」は「ちょっと悪くてダメな男」が好きなので、

やはり彼のような人間は「いい人止まり」又は「キープ君」「お兄ちゃん的存在」からの進展はしない。
好かれるための努力は殆どが空回りに終わるオチなのです。

 

 

私が彼に抱く印象は《いまいち残念なひと》
悪い男になれと言うわけでなく、相手の選び方をアドバイスしたい。

女を見る目を養って、外見の可愛さが重要でないことを知ってほしい。